私達は、昔から家族や近所の方のお世話になったり助けたり、人と人とのかかわりの中で生活してきました。しかし昨今は地域社会や家族のあり方が変わり地域で暮らす人々の人間関係が希薄になってきています。
　このため老々介護に疲れた末の悲劇や、単身の高齢者ゆえに病に倒れ人知れず亡くなってしまうこともあります。また虐待、いじめなど、このようなことは隣近所お互いの「助け合いの精神」の欠如ではないでしようか。
　このようなことが起こらないように、地域住民がお互いに日常的に声をかけあい、人と人とがつながった温かく安心して暮らせる地域社会を日指すことが求められています。
　このためには、地域住民が手をとりあった「見守りネットワーク」づくりが必要でしよう。この「見守りネットワーク」は誰が誰を見守るというのではなく、日常的に「さりげない見守り」を心がけ、ご近所や知りあいの家などに何かの異変に気付いた時は、ご近所の民生児童委員へ先ず通報なり連絡をしていただくことにしています。
　ご近所民生児童委員は誰なのかわからない方も多いと思いますガ、そのような場合は上記へお問い合わせください。
　また、当地区では各自治会にお願いして、見守りネットワークを積極的に推進していただくための　「見守り員」を置くことを進めております。この見守り員制度が地区全体に整ってこの見守りネットワークが全地域として動き出すものと思います。
　安心・ふれあいの街づくりに地域の皆様のご協力をお願い申し上げます。